コロナ禍で生活が変わったという人もたくさんいるのではないでしょうか?
オーストラリアで変わったのはみんながマスクをするようになったこと。
去年の暮れから今年の初めにかけて、シドニーでは山火事で大気汚染がひどく、その頃から徐々にマスクを着用する人は増えてきましたが、爆発的に増えたのはやはりCOVID19が始まったときでした。
今日は
「そのマスクのせいで周りの人をイライラさせてしまっていないでしょうか?
マスクで顔を覆っている分、相手に伝わる情報は減っています。
さらに英語初心者は意識しよう。」
という内容の記事です。
海外でマスクは危険なやつ!?
日本では冬や花粉の時期にマスクをするのは普通だったのですが、海外でマスクをしている人=危ない危険なウイルスを持っている人と認識されていました。
ですので予防でマスクをするという認識がほとんどありませんでした。
私も飛行機の中で乾燥予防にマスクをしていましたが、周りからの目はちょっと気になることがちょくちょくあり、普段、街中ではどんなに乾燥していてもマスクをしたことはありません。
COVID19がやって来るまでは。。
それはみんなが認識する危険なやつでした。。
仕事中にマスクすると困ること
私はオーストラリアで美容師として働いています。
職場でもCOVID19対策はきちんとされていて、全スタッフのマスク着用は必須です。(手洗い、消毒、パテーション、人数制限もあり)
マスクで表情が隠れる分、表情がわかりにくく、声を大きめに出さないとお客さんに話していることがはっきり伝わらない。とうことが度々あります。
幸い、オーストラリアはまだ冬なので、マスク着用で’暑い’ということはありませんが、英語が第一言語ではない私にとってマスクで口を覆うことによってさらに相手に言いたいことが伝わらないということがおきます。
日本人ははっきり言いたいことを言わないからわかりにくかもしれないけれど、もしかしたらあなたも周りの人から「この人、何言ってるかわからない!」なんて思われているかもしれません。
マクスで口元が隠れると英語がはっきり伝わらない!
ネイティブの英語話者はもちろん音で言葉を聞き取っていますが、相手の口元を見ると何を言っているのかわかるのです。
そういえば私も語学の学習をしているときに口元を見て発音の勉強したなと思い出しました。
日本語会話するときも、騒音がすごい居場所では相手の口の動きを見ますよね?
マスクを効果的に使うには口元から鼻まで覆うので、それによって顔の大体の表情も見えにくくなり、非言語コミュニケーションが伝わりにくくなります。
メラビアンの法則
これによると情報は言葉そのものや内容ではたったの7%、声のトーンや大きさ、速さや口調などでは38%、表情や仕草、見た目では55%のほとんどの情報が言葉以外で伝わっているのです。
誤解されないようにしなければいけません。
マスクをしているときは大げさに声を出す
日本人同士ならマスクをしていても日本語が聞こえるので何となく伝えることはできます。
でも人によっては声がはっきり伝わらない人もいるはず。
相手をイライラさせてしまっているかもしれません。
英語を勉強している人にとってはなおさら、大きな声を出すというのはとても大事なことです。
声を出すだけではなく、口元が見えないからこそはっきり口を動かすこともとても大事です。
私も「聞き取れない」と言われることが増えたので、いつもより2倍意識して大きな声を出すようにしています。
電話でも笑顔!
今の仕事についたとき、オリエンテーションでメンバーズハンドブックをもらいました。(お店のルールブック)
そこに大事なことが書いてありました。
『電話でも笑顔で話す』
みなさんこれできていますか?
マスクの下でも笑顔、一緒ですね。
マスクで表情が見えない分、声がこもってしまう分、できるだけ大げさにはっきり口を動かしてお腹の底から声をだすこと。
それだけで相手からも信頼され伝えたい情報が伝わるやすくなります。
単純ですが、ものすごく大事なことだと思います。
最後に
マスクの下は隠れているからこそ、口をはっきり動かして声をしっかり出すこと。
マスクの下でも電話で相手の表情が見えなくても笑顔で接客。
英語に自信がない人は特に、声をしっかりだそう。
メルボルンでは最近、マスク着用が義務化されフェイスマスクをしていないと罰金というところまでひどく広がってきています。
悲しいことです。
今後も油断せず、人ごみを避け個人でも対策をしっかり行っていきましょう。